exhibition (展示会)
2月8日(土)ー15日(土)
作家在廊 8日(土)
鳴輪裕子 展示会
刺繍
@naruwayuko
[さわがしい繭たち]
※写真は鳴輪裕子さんの過去の作品で、イメージです
soraの2025年の展示会は、2月の鳴輪裕子さんの展示会から始まります。
あふれ出る情熱で、制作に夢中になられていらっしゃるのが伝わります。
そして、刺繍をすることが人と関わり、人と通じる希望だとも仰いました。
soraは漆喰で、天井まで覆われ、真っ白でなく、色が重なり黄味掛かった味のある空間です。
ある方から、「繭玉の中みたい」だと、わたしもそう思います。
鳴輪さんも、刺繍をする時に[繭]をイメージすることが多いそうです。
彼女の住む瀬戸内海の向島町立花の風景、作品から発せられるエネルギー、糸を布にひと針、ひと針、刺してゆく姿を想像しています。
タイトルが[さわがしい繭たち]とお聞きして、「彼女の変化と遊び心がある美しい色合いの世界をsoraで見ることが出来る!」と、とても嬉しく期待で胸がいっぱいです。
過去や今回の作品の途中経過など、展示会までに少しずつインスタグラムでご紹介をさせていただきます。
ぜひ、ご興味を持ち、ご覧いただきたい作品です。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
sora
鳴輪裕子(なるわゆうこ)
1990年生まれ広島市出身
尾道市向島在住
服作りから刺繍へ移り5年が経ちました。
手と針と糸のきれいじゃない足跡
ゆとりをもって受け止めてくれる布
皺、透ける、染まるところ
私はこの方法が好きで、多分枯れなさそうで
もっと刺繍を好きになることをゆるします。
小さなこの身に引き受けたことを通して
知り、考え、発することを怯えずにいるため
そして大きなエピソードに飲み込まれず
言葉になりきらないわからなさの存在を
他者ともゆっくりに通わすことを求めます。
材料は主に日本の古布や絹糸を仕様して
2.3ミリ先までの自由に湧き出る想像や
日々の名残りを一歩ずつ描きます。
〈個展の経歴 ∴合同展〉
2019年7月〜
「太陽より早起き」
自宅のガレージ(広島尾道向島)
「透明な時間」
ごはんと珈琲アルト(広島尾道)
「言葉になるまえの声を思い出せ」
匙屋(岡山牛窓)
「embryodiary(胚 .日記)」
monolom(広島尾道)
「窓辺の歌」
pieni..(岡山)∴
「繭と煙」
カモメのばあばあ(広島)
「糸と冬と 」
lai ある海の美術館(兵庫宝塚)∴
「tea Ceremony」
素白(広島尾道向島)
「Dig there!私だけの鉱脈」
匙屋(岡山牛窓)
「無題 Untitled」
素白(広島尾道向島)