展示会のお礼
督田昌巳さんの展示会、終了いたしました。
静かで控えめでありながら存在感と言うのか、気配を感じさせる木の器たち。
督田さんが木材の中から選ぶのは、欠けやシミ、虫食いも在るもの。壊れたようなもの。
漆を錆や色と薄く重ねることにより生まれるまるで、雨風にさらされた、或いはエネルギーの現れの様にも感じられる作品の美しさに魅せられました。
作品の音を頼りに制作をするそうです。
それは決められた作業ではなくて、自由で時間の掛かる工程だろうと思います。
深い海の底と高い空が好きだとも仰る督田さんが好むものは、イメージとしてそこに在り、目に見えないもの、感じるものなのかなと思いました。
つつましくて落ち着いた雰囲気もあり、独特の魅力を持った器たち。
この器を見てみたいと展示会にお越し下さった方々、通販でご購入下さった皆様に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
作品のいくつかは引き続きお取り扱いをさせていただきます。
督田昌巳さんの今後のご活躍がとても楽しみです。
sora
